番外編

姥猫の語り

作…あきら
     演出…あずさ&TAKO
     出演…山口真奈

若い頃 作家を目指していた父、三十から芝居を始めた私。
父の台本をやってみることにした。 

実験的一人芝居。

ノホホンネム猫の子孫お春は…

旧い様な懐かしい様な話。

2002年4月20日(土)
7時開演 21日(日)3時開演

シアターPOO
 住所/新宿区新宿3-35-5守ビル3F Tel/03-3341-8992

お問い合わせ/オフィス・スエルトン
 TEL&FAX/0426-68-0375 
E-mail/ cdt62760@par.odn.ne.jp

 

ご挨拶

一人芝居をやります! 父の台本です。
父は若い頃作家を目指していました。高度成長時代のまっただ中、親戚中に反対され企業戦士に。本当、朝6時過ぎに家を出ていって、真夜中過ぎないと帰って来ないという生活でした。
私はそんな父の生き方がずっと納得できませんでした。
でも今自分が遠い道のりを経てやっと芝居にたどり着いた時、なぜかその隔たりが近くなったような気がします。
どんな芝居になりますことか…!

今回演出を手伝ってくれるのは去年利賀村の演劇塾で知り合った工藤あずさちゃんです。
作・演出家志望で、おもしろ満載な子(ごめんね…)です! 20代から○○代までのバトル…どんなでしょう。

「姥猫の語り」ですが、父は現代の問題を書いたといっていますが、私は昭和という時代が現れた本だと思っています。私の祖父母は明治の終わりの生まれで、子供の頃、生活の中のここかしこに明治や江戸のほのかな香があった気がします。
近代と現代のごちゃ混ぜの変な時期だなあと思います。
芝居を始めて歳が離れた友達ができましたが、その生理的感覚…?…は違うなあ…と思うことがあります。
因にチラシの写真はまさに私のお宮参りの写真です。それも横浜! アルバムをくっててびっくりです。私が物心着いた時はもうこんな風景なかったんですけど。

最後に…芝居をやるシアターPOOは摩訶不思議な空間です。25年目を迎えた「世界劇
団」の女優さん園田りんさんのお店です。ライブハウスですが、ライブのない時は喫
茶感覚でお酒も飲めますので、新宿にでかけられた時には是非寄ってみて下さい! 
それこそ昭和の時代にワープしたみたいな感じです。シアターPOOのHPも是非ご覧下
さい!

それではシアターPOOでお待ちしております!

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