南久松の芝居

目に見えるもの、目に見えないものが混然としているこの世界。

幸せはすぐそこにある、でも、それに気付くのは非常に難しい。

幸せはささやかで本当に小さなものなのだ。

でも、気付きさえすれば、それがどんな時からでも、そこから始まる。

変わり始められる。

出発の遅かった私は、その事を書き、その事を創っていきたいと思っています。

私のどこを切っても、その隙間から「芝居がしたい」という声が聞こえる気がします。

その声を聞くと自分で驚き、何故長い間気付かなかったか…と切なくなります。

だからこそ、伝えられるものがあるのではないか…、と、思っています。

祈るような気持ちで。細い銀色の糸を手繰り寄せていくような気持ちで。

 

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